奥秩父(瑞牆山~金峰山~甲武信ヶ岳)3
■3日目
今日の行程は昨日と同じく地図上では6時間のコース。以前、1人で夏に同じ場所・同じ泊数で来たときは、コースタイムより早く歩いていた記憶があるが、今回、2人・雪ということもあり、昨日の6時間のコースが実際には8時間くらいかかっている。しかも、昨日は歩き始めには雪がなかったことを考えると、今日は9時間かかると見ておいたほうがいいかも。ということで、早めに出発しようと思うも、何だかんだで7時15分。大丈夫か?
トレースはあるものの、歩き始めから雪に手間取る。その後は順調に進んでいる気がする。
何かいいペースで歩けてると感じ、もしかしてコースタイムと同じくらいで歩いているかも、と思い始めてきた。だが、そろそろ着くはずの東梓になかなか到着しない。ここに何時に着くかで、今日のペースがわかると思ってたけど、けっこう順調に進んでいるし、時間的にもうとっくに過ぎたはずだと思いながら坂道を登ると、そこに東梓の文字が。・・・あれ?まだここ?自分らのペース大分遅くね?と一気に萎える。ここからが長かった。何度も登りと下りを繰り返しながら、何とか前に進み、ようやく甲武信ヶ岳に到着。
時刻は既に16時だ。ま、予想通りといえばそうなのだが、けっこういいペースで歩けていると思っていた後の東梓にやられた。精も根も尽きる感じ。やっとの甲武信ヶ岳も、風がすごくて長居出来ず(時間も遅くなってきたし)、サッサと甲武信小屋へ向かう。
小屋に到着すると、人が多い。初めてゴールデンウィークなんだなーと感じる。テント場も賑わっている。平坦な場所は既に埋め尽くされ、いい場所は残っていない。小屋で借りたスコップで斜面を整地して、何とかテントを張ることが出来た。
到着も遅く、整地にも時間がかかったので、テントを張り終えると既に18時。腹減ったー、ということで、とりあえず飯、酒、で満足したら辺りは暗闇。即効寝る。非常に疲れた1日だった。もう少し早い出発(せめて1時間)をしていれば、もっと余裕が出来たのにと反省。ま、無事に小屋に辿り着けてよかったー。小屋情報では、昨日は-7度まで冷えたとのこと。今日も同じくらいかな。
■4日目
今朝はテント内で0度くらい。大弛小屋より体感的にも暖かかった。さあ、今日は下山のみ。というわけで、俄然テンションが上がってくる。
下山するにつれ、段々と雪が少なくなり、アイゼンを外し、暑くなってきたので上着を脱ぐ。
西沢渓谷に到着する頃には長袖Tシャツ一枚になっていた。その後、道の駅みとみで猪豚ラーメンを食べ、帰宅。
楽しい雪歩きが出来て大満足だった。
主要装備
<バックパック>
Gregory/トリコニ
モンベル/パックカバー 60L
<テント&スリーピング>
Arai Tent/エアライズ3
AMK/Heatsheets Blanket (グランドシートとして使用)
モンベル/U.L..コンフォートシステムパッド120
モンベル/U.L..スーパーストレッチダウンハガー3
モンベル/U.L.コンフォートシステムピロー
<ストック>
ブラックダイヤモンド/トレイル
<ウェアリング>
モンベル/レインダンサージャケット
モンベル/ストームクルーザーパンツ
Feathered Friends/フーデッドヘリオス
モンベル/U.L.ダウンインナーパンツ
<クッキング>
JETBOIL/JETBOIL FLASH
COGHLAN'S/フォールドカップ×2
サーモス/チタンボトル480ml
<その他>
ブラックダイヤモンド/ネーベストラップ
<行動着>
パタゴニア/キャプリーン2クルーネックシャツ
パタゴニア/キャプリーン4ジップネックシャツ
ゴーライト/イーサージャケット
パタゴニア/キャプリーン2パンツ
ファイントラック/ストームゴージュアルパインパンツ
スマートウール/マウンテニアリング
ゴロー/S-8
ブラックダイヤモンド/ライトウェイトグローブ
終わり。
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