Have a Nice Hike!

■3日目＜コルカタ→夜行列車＞

朝、早めにチェックアウトしてカーリー寺院に向かう。

地下鉄が7時から始まるので、チャイを飲みながらしばし待ち、始発に乗り込む。電車はさすがに朝一なので空いている。カーリーガート駅で下車。道がわからず少し迷う。途中の屋台で朝食。カレー。

何とかカーリー寺院に辿り着くと、ここは裸足にならないと入れない場所なので、露店のおやじに「靴を脱げ」と言われ、預かってもらうことに。そしたら、花を買えと言ってきてこれはシステムだからと5ルピー払わされる。本当か？次に、違う人にバトンタッチされ、内部を案内される。絶対最後にガイド代くれって言ってくるよなー、と思いつつ気が気でない（笑）。いくらって言われるかずっと考えてた。でも案内はしっかりしてくれて、ヤギの首がはねられるところは裏の一番いいところで見ることが出来た。生贄とはいえ、残酷なものだ。この儀式を見た後も、ガイドはいろいろと案内してくれようとしていたが、ものすごい人混みだったので、帰ることにする。まず、靴を返してもらうときに金を要求され、次にガイドにガイド料くれと言われた（値段は言われなかった）ので、素直にそれぞれに小額を渡した。昔だったら、絶対に金を渡さず喧嘩になり、嫌な思いをしていたところだ。だが今回は、何か許せる。ちなみに、寺院内は写真撮影禁止だ。
さて、意外に早くカーリー寺院を見終わってしまった。夜まで大分時間があるな、どうしようということで、安食堂に入って2度目の朝食。安食堂に入れば、ガイドブックをじっくり読めるので、作戦も立てられるというものだ。で、まずはモイダン公園に行った。規模が大き過ぎて何が何だか・・・公園内に道路があり、バスがものすごい数止まっていたり、路面電車が走っていたり。

次に、インド博物館へ行き、出来る限り時間をつぶすことに。ここは、静かで良かった。コルカタの街がすごくうるさいので、ここは癒された。

でも1時間くらいで飽きてしまい、外へ。昼食を食べながらまたどうしようかと考える。カレー。そして、ナコーダモスクを見に行くことに。また地下鉄に乗る。すごい混んでた。電車を降りてモスクに向かうもまた道に迷う。うろうろしていたら、インド人が話しかけてくれ、道を教えてくれた。もちろんチップなどは要求してこない。ああ、こんな良い人もいるんだなー、と勉強になった。

ナコーダモスクはこれまた静か。落ち着くわー。その後、トイレ（大）に行きたくなり、安食堂に入るもないと言われ、あっちにあると案内される。場所は良く分からなかったけど、何人かの人に聞き、公衆トイレらしきものを探す。で、きったないトイレが見つかった。ここでも金を取られる。その後、時間はちょっと早いがすることもなくなったのでタクシーで駅まで行く。

駅がこれまたすごい雰囲気。線路は10本以上あって、中央は道路になっているので左右で2つに分断されている。人もうじゃうじゃいるし、何だこりゃ。ちゃんと自分が列車に乗れるイメージが全く湧かない。とりあえず駅の中のベンチで待つことにする。

物乞い、チャイ屋、靴磨き屋といろんな人がやってくる。その後、早めの夕食を駅構内で済ませ、何とか無事列車に乗り込んだ。列車はSLクラスと呼ばれるエアコンなしの3列シート。指定席のはずなのに、6人掛けと2人掛けの計8人のシートに何故か自分を併せて10人が座っている。ま、自分はシートが上段なので、寝る場所は何とか確保出来た。

シートは木かと思っていたら、意外にもクッションが効いていた。天井は低いが、何か寝れそうな気がする。

続く。